瓦屋根を軽くする|松山市 耐震化工事

松山 屋根葺き替え 瓦屋根

松山市の耐震工事|瓦屋根の軽量化

松山市で行っている木造住宅の耐震工事。

今回は、築50年の住宅で行う「瓦屋根の軽量化工事」の様子をご紹介します。

瓦屋根は重さがあるため、地震時には建物への負担が大きくなります。

屋根を軽くすることでどのような変化があるのか、実際の施工を通して見ていきます。

瓦屋根の軽量化とは?耐震工事で行う理由

瓦屋根は1枚あたり約2.5〜3kgあり、屋根全体では大きな重量になります。
地震時の揺れを小さくするため、屋根を軽くする耐震工事が行われることがあります。

瓦屋根

屋根の状態を確認するため、 実際に屋根に上がって調査を行います。 松山市の住宅で瓦屋根の状態を確認している様子。耐震工事のための事前調査

鮮やかなブルーの瓦。

雨漏りなどの不具合は見られませんでしたが、
今回は地震への備えとして、
鉄板葺きの軽い屋根へ葺き替えていきます。

屋根の棟部分に使われている瓦。雨の侵入を防ぐ役割がある

屋根のてっぺんにあたる「棟(むね)」の部分には、
かまぼこ型の瓦が使われていて、
雨の侵入を防ぐ役割があります。

鬼瓦のついた屋根の端部。装飾と厄除けの意味を持つ瓦

棟の端には「鬼瓦(おにがわら)」が取り付けられています。

もともとは鬼の表情で災いを追い払うという意味がありますが、
植物モチーフや家紋など、
さまざまなデザインのものもあり、
それらも含めて「鬼瓦」と呼ばれています。

瓦撤去|工事開始

家の周りに足場が組まれ、 いよいよ屋根の撤去が始まりました。 屋根の瓦を一枚ずつ外している作業の様子。耐震工事の工程

固定している針金を外しながら、
瓦を一枚ずつ丁寧に取り外していきます。

取り外された瓦。1枚あたり2.5〜3kgほどの重さがある

瓦は1枚あたり約2.5〜3kg。

落とさないよう、
慎重に作業が進められています。

瓦の下から出てきた土。昔ながらの工法で使われていた

瓦の下からは、
たくさんの土が出てきました。

昔の屋根では、
この土にも大切な役割がありました。

・瓦を安定させるための下地になる
・断熱や湿気を調整する働きがある
・屋根に重さを持たせ、風にあおられにくくする

こうした理由から使われていたものです。

ただし——

「屋根を重くする」という考え方は、
今の耐震の考えとは少し違います。

現在は、地震の揺れに対しては、
屋根を軽くすることで建物への負担を減らす、
という考え方が主流です。

どちらが正しい・間違いということではなく、
建てられた時代や構造、周囲の環境によって、
適した方法は変わります。

だからこそ、
その家に合った形で、
無理のない耐震対策を考えていくことが大切です。

少しずつでも、
「安心して暮らせる住まい」に
近づけていけるといいですね🐯


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