お風呂のリフォームについて考える
ご自宅のお風呂でストレスになっていることはありますか?よくあるご相談内容としては
・湿気がひどくカビが生える
・冬になると寒い
・掃除がしにくい
・浴槽が高く子供やお年寄りが入るのに危ない
などなど
ストレスは感じているけど「長年住んでいるからこんなものだろう」と、無意識に我慢している方も多いものです
給湯機の不調などのように分かりやすい故障がないと、リフォームを思い立つことなんてないかもしれません
交通事故死よりも多いお風呂での死亡事故
寒い季節になり、身体を温め疲れを癒してくれるお風呂ですが、入浴中に気を失って浴槽で溺れる高齢者の事故が増えています。入浴中に溺れて亡くなる方は、実は交通事故で亡くなる方より多いのです。
◆熱中症による死亡者数は2017年において、635人
政府統計
◆交通事故による死亡者数は昨年2023年において、2,610人
政府統計
◆65歳以上の入浴中の溺死による死亡者数は2019年において、4,750人
政府広報オンライン
数字をみると、交通事故の2倍ほどの人が浴室で亡くなっています
交通事故は全年齢に対しての人数、入浴中の死亡者数は65歳以上に限っての人数ですので、いかにその数が多いかが分かりますね
ちなみに、死因が溺死以外の方を含めると年間1万9,000人にものぼります
そしてその大半が65歳以上の高齢者なんです
入浴事故の原因
では、どうして入浴事故が起こるのでしょうか?
・急な血圧変化”ヒートショック”
・濡れた床や泡で滑り転倒
・浴槽の高さをまたぎきれず転倒
考えられる原因はこのようなものがあります
実際に一番多い原因は明らかにはなっていませんが、ヒートショックが引き金となり溺死や転倒に繋がっていると考えられています
≪ヒートショックとは≫
暖房のきいた暖かい部屋で血圧が下がっている
⇩
冷え込んだ脱衣所・浴室で血管が縮まり血圧が一気に上昇
⇩
お湯に浸かり体が温まってくると血管が広がり、急上昇した血圧が下がる
この急激な血圧の変化により、一時的に脳に血液が回らず貧血の状態になり一過性の意識障害を起こすことがあります。特に65歳以上の高齢者は、血圧を正常に保つ機能も衰えてきている場合がありヒートショックを起こしやすいといえます。
入浴中にめまいが起こったり、ふらふらしたことがある方、それもヒートショックが原因かもしれません
事故の予防としてリフォーム
ここまで目を通して下さった方にはご理解頂けると思いますが、特に高齢の方にとってお風呂のリフォームはとても重要です
初めに書いたような小さなストレスだけでなく、大切なご自身やご家族の命に係わるものと私たちは考えています
ヒートショック含め入浴事故を防ぐための対策としては
①在来工法のお風呂からユニットバスへ交換する
⇩
②浴室や脱衣所に暖房機を設置し、寒暖差をなくす
③浴室ドアを引き戸にし、万が一転倒が起きた際にいち早く救助ができるようにする
等が考えられます
他にも手すりの設置や浴槽の選び方などにも注意する点がありますので、浴室のリフォームに興味のある方は是非一度ご相談下さい🐯
ご家族の状況や今の浴室を教えて頂き、ベストな方法を一緒に考えましょう🛀
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