みなさんこんにちは!カタリナハウスの成松です。
念願だったフランク・ロイド・ライト設計の、旧帝国ホテルを見学しました。
華やかさとライト独自の設計思想が隅々まで行き渡り、多様で他に類を見ない空間が実現していました。
明治村に移築保存された、中央玄関部分です。また、建物前面にあった池も再現されています玄関建具にも幾何学模様が装飾され、独特な世界観を醸し出します建物の壁は「すだれ煉瓦」(スクラッチタイルで復原)と彫刻された大谷石をメインに、数種類の素焼テラコッタを組み合わせ、内外を覆っています。ラウンジ前の大谷石の壁泉と、吹き抜けの「光の籠柱」と大谷石の柱、食堂前の「孔雀の羽」と呼ばれる大谷石の大きなブラケットは、見る人を圧倒する美しさです。照明器具の幾何学模様天窓に装飾された幾何学模様
建具のデティールにうっとり天井に装飾された幾何学模様
今回の訪問で、日本に現存し、公開されているライト作品をコンプリートしました♬
それまでの洋風建築と一線を画した造りが衝撃だったのかそれ以後、ライト風、ライト式などと呼ばれる作風の建物が日本各地に出現することになりましたよね