みなさんこんにちは!
「日本三大神社」の一つで愛知県名古屋市の南部にある「熱田神宮」に参拝しました。熱田神宮は、天皇が代々持つ三種の神器の一つ「草薙神剣」(くさなぎのみつるぎ)が置かれたことから歴史が始まる由緒正しき神社です。
草薙神剣は元々、ヤマタノオロチという山の荒神(あらみたま)の体内にあったもので、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟である素戔嗚尊(すさのおのみこと)がオロチを退治したときに出現したものといわれています。
「薙」は「薙ぎ払う」を意味しており、迷いや煩悩など負の要素を剣で斬り捨てて、本当に必要なものを打ち立てる意思と力の象徴です。そんな神器が祀られた熱田神宮のパワーにあやかろうと、早朝に参拝を行いました。
名古屋駅前からジョギングで正門大一鳥居到着
結界が張られています。一礼をして中へ
鳥居を抜けると空気が一変し、神聖な空間が参拝者を包み込みます。
境内に入ると早速『神鶏(しんけい)さま』にお会いできました。
熱田神宮がこのニワトリを飼っているわけではなく、昔からこの地に住みついているらしいのですが、
実はニワトリは日本神話にも登場する【神の使い】とされる生き物なのです。
威風堂々たる存在感
第二鳥居
第二鳥居を抜けると、弘法大師が植えたといわれている「大楠」があります。熱田神宮の境内には全部で7本の大きな楠があるようですが、その1本。幹回りは約7メートル、高さ約20メートル、樹齢約1000年と言われている大木は存在感もすごいです。
第三鳥居
第三鳥居を抜けると本宮です。
本宮に到着してご挨拶
奥に見える御本殿に鎮まる「熱田大神(あつたのおおかみ)」は、草薙御剣を御霊代(みたましろ)としてよせられる天照大御神のことです。
素戔嗚尊や日本武尊(やまとたけるのみこと)など五神(ごしん)様も祀られる、熱田神宮で最も神様が集われる場所です。
本宮を抜け神楽殿をすぎると信長塀(のぶながべい)があります
織田信長が桶狭間の戦いに出陣する前、熱田神宮に勝利を祈願しに訪れていました。その後、織田信長が勝利を祝って送った頑丈な土の塀です。それが今も現存している事がすごいですね
いかがでしたでしょうか?現世の荒波を勝ち抜くパワーを授かった気持ちになりましたよ。