使いやすいドアの”収まり”

白壁と木製引き戸のシンプルな室内。引き戸は閉じた状態。

気にしていないけど、実はすごい。

ドアの“収まり”に注目してみた

 

 

こんにちは、カタリナハウスです。

今回は、リノベーション工事で見落とされがちな「ドアの収まり」についてご紹介します。
普段、家の中でドアや引き戸を開けたり閉めたりするときに、「この建具、使いやすいなあ」と感じることはあまりないかもしれません。
でも実は、「何も感じない」=「ストレスがない」ということ。
それって、じつはとても優れた設計と施工のたまものなんです。

■ 引き込み建具:開けたときの“消え方”が美しい

白壁と木製引き戸のシンプルな室内。引き戸は閉じた状態。同じ室内で引き戸を少し開けた状態。建具の開閉イメージが伝わる。

こちらは、リビングに設けた引き込み式の建具の事例です。
開け放ったときに、建具が壁の中にスッと引き込まれるように設計されていて、外の景色を邪魔しません。

「開けている状態で存在を感じさせない」というのは、建具の収まりにこだわったからこそできること。
建具の厚みやレールの仕込み方、壁内のスペース確保など、見えない部分にたくさんの工夫が詰まっています。

■ 吊戸:床がフラットなまま、開け閉めスムーズ

白壁と木製引き戸のシンプルな室内。引き戸は閉じた状態。

こちらは上吊り式の建具。下にレールがないので、床がフラットに仕上がるのが大きなメリットです。
お掃除もしやすく、見た目もスッキリ。

集成材で作った吊戸のレール。まだ戸は吊るしていない。上から吊るすためには、天井側の下地や強度もきちんと確保しておく必要がありますが、

そのぶん動きはとても軽やかで静か。暮らしの中で「音がしない」「軽くてスムーズ」という快適さを、無意識に感じていただけるはずです。弱い力でも開閉ができる為、小さい子供やお年寄りがいるご家庭でも喜ばれる建具です。

■ 収まりの違いで変わる“暮らし心地”

「開けるときに引っかかる」「なんか閉まりにくい」
そんなプチストレスがあるだけで、毎日の動作が気になってしまうもの。

建具は“見た目の印象”だけでなく、“動きの気持ちよさ”にも直結しています。
そしてそれを左右するのが「収まり」の設計と施工なのです。

■ まとめ:使いやすさの裏側には理由がある

住まいの中で、何気なく使っている建具。
その“無意識の快適さ”は、綿密な納まり設計と、丁寧な施工があってこそ。

もしこれからリノベーションをご検討中の方は、建具の種類や収まりにもぜひ注目してみてください。
私たちは、お施主様の暮らし方に合わせて、見えない部分にもこだわった建具プランをご提案しています。

 

👇これは今進行中のリノベーションで採用している引き込み戸
開口寸法を広くとれる引き込み建具を採用。扉が引き込まれるスペース。玄関からリビングの入口を引き込み戸にする予定です

引き込み建具。扉が引き込まれるスキマに手を入れて確認している様子。穴があったら…もちろん手を入れたくなりますよね🐯✨


 

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