
こんにちは!スタッフYuhです🐯
温暖な愛媛にも、大雪を伴う大寒波がやってきましたね⛄
市街地でも屋根や車のボンネットに積雪がみられました
普段目にすることない光景に、子供たちは雪をかき集めながら登校していきました🏫
大雪で事故が相次いでいるので、雪が多い地域にお住まいの方は十分にお気を付けください
さて、雪の被害はなくても、家の中が冷え切ってしまうのが温暖地域の家
冬でもあまり寒くならないので、どちらかというと夏の暑さをしのぐように作られているようです
■温暖地域の家が冬の寒さに弱い原因
- 断熱性能が低い
温暖地域では冬の寒さが厳しくないため、断熱材が薄かったり、断熱仕様が弱い住宅が多い。 - 単板ガラスの窓が多い
断熱性の高い複層ガラスや樹脂サッシが普及しにくく、熱が逃げやすいシングルガラスの窓が多い。 - 気密性が低い
夏の通風を優先するため、家の気密性が低く、隙間風が入りやすい。 - 床断熱の不足
冬場の底冷えを防ぐ床断熱が不十分で、足元から冷える家が多い。 - 日射取得を重視した設計
夏の暑さ対策として軒を長くしたり、日射を遮る設計が多く、冬場の日射熱を十分に活用できない場合がある。 - 暖房設備の不備
冬が短いため、エアコンで寒さをしのぐ家庭が多い。 - 気候変動への対応不足
近年の寒波や異常気象による冷え込みに対応しきれていない住宅が多い。
こうした要因が重なり、温暖地域の家は冬の寒さに弱くなりがちです。
高断熱・高気密の高性能住宅も増えてきていますが、金額も高くなるので「そこは諦めよう」となってしまうのも頷けますね><
高性能住宅にはできなくても、せっかく温まった室温を外に逃がさない為の工夫はできます☝
鬼門1:窓回り
サーモグラフィカメラを使って見てみると、窓回りの温度が一段と低いのが分かります
熱はあたたかいところから冷たい方へ移動するので、温かい空気が窓回りで冷やされているんですね
隙間から冷気が入るのも窓回りの嫌なところ😿
■対策リフォーム
・断熱窓に変える
・内窓を作る
・厚手のカーテンで空気の層を作る
鬼門2:壁、床
■対策リフォーム
・断熱材を入れる
古い家は断熱材が入っていない、もしくは少なかったりスキマがあって効果が薄れていることがあります
写真はボード状の断熱材を入れていますが、繊維を吹込むものやクッションのような空気層を作るタイプもあります
そもそも
「冬に家の中が寒いのは当たり前」という考えは世界的に見ると稀だそうです👀
欧米の多くの国々では、冬の期間、室内を暖かくすることを推奨していて、 アメリカのニューヨークでは賃貸物件の室内温度の最低ラインを決めていて、イギリスでは室温と健康の相関関係の研究が進められており、 寒い家は危険だという認識を多くの人が持っています。
世界的に見ても、寒さが増す時期ほど死亡者は増加する傾向にありますし、 日本でもヒートショックなどで冬期だけでも1万人以上の人が亡くなっています。 冬場、著しく室温が低下する家が数多くあり、 しかも睡眠時には多くの人が暖房器具を止めるため、夜間の室温はさらに低下しているのが現状です。
ヒートショックについては過去の記事でご紹介しています▼
鬼門3:浴室、脱衣洗面所
浴室や脱衣所で起こるヒートショックが一番多い=あたたかい室内とのギャップがある
ということですね。私も実家のお風呂には寒くてもう入れません( ノД`)
■対策リフォーム
・在来工法のお風呂→ユニットバスに変える
・浴室暖房を設置する
・窓は断熱窓や内窓をつける
・脱衣所暖房を設置する
家が寒いと感じる場合、まずは家全体の断熱性能を見直し、特に窓の断熱性を高めることが重要です。適切なリフォームを行うことは、快適な室内環境を作り、光熱費の節約や結露対策にもつながります。補助金制度等を活用し、賢くリフォームを進めましょう。
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