理想のマイホーム生活を送るためには、無理なく返済できるような住宅ローンを組む必要があります。
背伸びして住宅ローンを組むと、日々の生活が困窮したものになる可能性があるからです。
そこで今回は、年収700万の方向け、注文住宅の正しいローンの組み方を解説します。
□年収700万円の返済基準を解説します!
住宅ローンを組む際に考慮しなければならないのが、「融資限度額」についてです。
この融資限度額とは、金融機関がお金を個人に貸す際、上限として定める金額のことです。
この上限金額は、個人の年収や職業、資産状況などによって差が生じます。
一般的に、住宅ローンでの融資限度額は、「1年間の返済負担率が年収の25パーセントまで」に収まるような金額とされています。
そのため、年収700万円の個人においては、1年間の住宅ローン返済額は700万円の25パーセント、つまり175万円を超えてはならないということです。
例えば、年収700万円の人が、返済期間30年で3000万円を1.5パーセントの固定金利で借り入れする場合はどうなるのでしょうか。
元利均等返済方式で考えると、ボーナス払いなしで月々約10万3000円を返済していく計算になり、1年間で124万円返済すれば良いため、上限は超えません。
一方で、同じ条件で借入額を4500万円で考えた場合、月々約15万5000円の返済で、1年間で合わせて約186万円返済する必要があるため、上限を超えてしまいます。
返済負担率以上の借入の場合は、上記のような条件で借り入れられる可能性は低いでしょう。
しかし、金利や返済期間、個人の状況によっても融資限度額は違うので、一度金融機関に相談してみるのをオススメします。
□住宅ローンをうまく返済していくコツを紹介します!
住宅ローンを無理して組むと、不自由な生活を強いられる可能性が高くなります。
そのため、ここでは無理なく返済していくコツを2つ紹介します。
1つ目は、現在支払っている家賃から毎月の返済額を計算することです。
さらには、現在の家賃や管理費に加え、貯蓄額の合計金額から返済額を計算するやり方のほうがわかりやすいです。
これらを考慮した上での金額内であれば、住宅ローンを組んでも問題なく生活を営み、返済できるだろうという考えです。
しかし、マイホーム購入後には税金や保険料の支払いなど、賃貸では発生しなかった費用がかかることも頭に入れておきましょう。
2つ目は、毎月の貯蓄を優先することです。
先述した通り、背伸びしてローンを組んだとしても、理想のマイホームでの生活が辛ければ意味がないですよね。
家計が圧迫して返済が苦しくなると、最悪の場合、自宅を手放さなければならないケースも考えられます。
そのため、毎月貯蓄ができるくらい、余裕を持ったローン金額にしておくと良いでしょう。
□まとめ
今回は、年収700万円での住宅ローンの組み方を解説しました。
理想により近づけるために、中古リノベーションを行う手もあります。
当社では、お客様の満足いくような家づくりを、資金面からサポートいたします。
松山市周辺でお考えの際は、当社にご相談ください。