
ウインドウトリートメントとは?
カーテンやブラインドといった窓まわりの装飾や機能的な役割を果たすものの総称を
ウインドウトリートメントと言います。
一般的に、日本で多く採用されているのは
【レースカーテン+カーテン】ですよね👆
こういった片開きタイプもあります
日本でカーテンが選ばれる理由と経緯
日本の住宅において「窓まわり=カーテン」というイメージが定着したのには、いくつかの背景があります。
1. 住宅の構造と気候に合っていた
木造住宅で開口部が大きく、四季の変化がはっきりしている日本。
夏は日差しを遮り、冬は冷気を防ぐ必要がありました。
そこで厚手+レースの二重カーテンという「夏冬兼用スタイル」が普及しました。
2. プライバシーとやわらかい遮蔽感
住宅が密集する地域では、視線を遮ることが大切。
ブラインドよりも布の柔らかな遮り方が日本人に好まれました。
レース越しの光の揺らぎも、美意識に合っていたといえます。
3. 戦後の住宅普及と洋風化
戦前は障子や襖が中心でしたが、高度経済成長期に
洋風住宅が全国に広まりました。
「洋室にはカーテン」というスタイルが住宅メーカーを通じて定着し、価格も手頃だったため一般家庭に浸透しました。
4. インテリアとの親和性
カーテンは色・柄・素材が豊富。模様替え感覚で替えられ、和室にも洋室にもなじみやすい点が魅力でした。
リノベーションと合わせて考える窓まわり
リノベーションは「暮らし方」を見直すチャンスです。
ウインドウトリートメントには様々な役割がありますが、「わたし」には不要な役割や機能もあるかもしれません。
例えば、
朝は自然と明るい光を取り入れたいので、遮光効果はいらないとか、
夜しか家にいないのでレースカーテンはいらないとか
手入れの手間を考えると何もつけたくない!とか…
一見、極端な意見のようですが、よくよく考えると「たしかにな」と感じます。
◆ウインドウトリートメントに求めること
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光の入り方や部屋の明るさ
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外からの視線のコントロール
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冷暖房効率や快適性
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インテリアの雰囲気
こういった暮らしの質に直結する要素を取捨選択し、暮らしをデザインすると自分に合ったアイテムに出会えます。
開け閉めが手軽にできるロールカーテン
レースカーテンとロールカーテンを合わせた事例
レールは埋め込み、ロールカーテンは枠の外に付けることで干渉しません
特に、リノベーションで窓のサイズや位置が変わったり、
部屋のテイストが一新されたりする場合、
従来のカーテンが合わないケースも多いです。
そこで「窓にどんな機能を持たせたいか」
「どんな雰囲気を演出したいか」を考えることで、
住まい全体の完成度はぐっと高まります。
外付けのブラインドをつけて、室内は何もつけないという選択肢も!
①ブラインドを全開の状態
②ブラインドを下ろし、羽を採光MAXの角度へ
②ブラインドの羽を調整し、直射日光を抑える(羽の角度によって明るさが変わる)
③羽を占めて全閉の状態
こちらは電動なので室内からリモコンで操作できます。雨戸としても使用できるので、台風の時も心強いですね。
👇動く様子はこちらでご覧いただけます
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選び方のヒント
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北欧風のすっきり空間には → ロールスクリーン・木製ブラインド
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暑さや寒さが気になる部屋には → 遮熱・断熱シェード
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家族が集まるリビングには → レース+厚地カーテンの組み合わせ
まとめ
リノベーションは空間をまるごと見直す機会。
だからこそ「とりあえずカーテン」ではなく、
暮らしに合うウインドウトリートメントを見直すことが大切です。
光や風の入り方までデザインできれば、
きっと毎日の心地よさがぐっと変わります。
施工事例の中にも、参考になるウインドウトリートメント使いが✨
是非、いろいろ探してみてくださいね^^
ほんの一部をお見せします👇
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